本日は「はじめての海外発送|速く・安全に商品を相手国に送る方法」をテーマにお話をしていきます。
当然ですが、あなたの商品を買ってくれた人が外国に住んでいる場合、その人の住んでいる国へ発送しなければいけません。なので海外販売をする上で、海外発送の方法をしっかりと身につける必要があります。
しかし、はじめて海外に荷物を送るのって正直不安ですよね。
- 自分が本当に海外発送できるのか…..
- 商品が壊れないだろうか……
- 盗難・紛失するんじゃないか…..
とネガティブな想像をしてしまうかもしれません。
でも心配ありませんよ!
シッカリと梱包し、安全な発送方法を選べば、紛失したり壊れて届くといったことは、極めて可能性が低いからです。
これまで私は30カ国、数百以上の荷物をロシアへ発送してきましたが、紛失したことは一度もありません。ただ、一度だけ破損して届いたことはありますが、これは私の梱包方法が原因だったのでカウントから外しましょう。(^^;
意外に思うかも知れませんが、トラブル原因の多くは運送会社側ではなく、私たち依頼者側にあります。
特に破損などは、ある程度送る前の作業を丁寧にやっておくことでリスクを極限に減らすことができます。
そこで本日は、はじめての海外発送を失敗せず、初めての人でもスムーズに海外発送ができる方法を具体的にお伝えしていきます。
これから海外発送をする方・予定のある方は、是非参考にしてみてください。
では早速本題に入っていきましょう。
海外発送の準備
冒頭でも言ったように、紛失・破損せずしっかりと相手に届くかどうかは準備段階でほぼ決まります。
この準備のところをシッカリやっておくと、問題が起こる事なくお客様のお手元に届き、結果お客様はあなたに感謝するでしょう。
どこの運送会社を使えば良いのか?
まずはじめに運送会社について。
海外発送に対応しているのは日本郵便、ヤマト宅急便、SAGAWA、FedEx、DHL、UPSと色々な運送会社がありますが、特殊なモノを送らないのであれば、日本郵便をつかいましょう。
日本郵便をオススメする理由
引用元:日本郵便
信頼できる
冒頭でもお伝えしたように、これまで日本郵便で30カ国、数百以上の荷物をロシアへ送って来ましたが、1度も紛失したことはありません。もし、何か困ったことがあれば、電話や窓口で対応してもらえるので、安心して海外へ発送することができます。
店舗が多い
現在、日本郵便の数は全国で24,000店舗以上あります。
恐らく、あなたの自宅や職場の近くにも郵便局があるのではないでしょうか?
店舗が多いと、スキマ時間に近くの郵便局で発送ができるので、自分の都合に合わせて発送することができます。
日本郵便の各サービスの比較
日本郵便のサービスを比較し、自分にあったサービスはどれなのか?
考えながらご覧ください。
- EMS(国際スピード郵便)
- 国際eパケット
- 航空便
- SAL便
- 船便
EMS(国際スピード郵便)
日本郵便のサービスの中で、もっとも速く、安心して送れるのがEMSです。
シンガポールなどのアジア圏だと、早ければ2〜3日で到着します。
そして2万円まで無料で保証され、最大で200万円を保証してくれる損害賠償制度があるので、万が一、商品が破損していたり内容品が不足していた場合は賠償してもらえます。(2万円を超える場合は、2万円ごとに+50円)
他のサービスより料金は割高ですが、私はEMSを主につかっています。
⇒EMSの料金表はこちらから見れます
なぜ私がEMSをつかうのかと言うと….
私が取り扱っている商品は、価格が3万円以上の高価なものが多いからです。それと私が心配性な性格だからですね。^^;
海外でもEMSの知名度は高いので、お客様も安心できますし、お互い心にゆとりを持つことができるのは大きいかなと思います。
安心安全・速く商品を海外に届けたい方はEMSがお奨めです。
国際eパケット
国際eパケットは、EMSより安く、比較的早く商品を送れるサービスです。
~2Kgまでの小型商品を発送するときは便利ですね。
ただ、国際eパケットラベル一式を印刷する必要があるので、プリンターがない場合はコンビニなので印刷しなければいけません。その点では不便に感じますね。
航空便
EMSが対応していない国へ発送する時は、航空便を使いましょう。
EMSより価格が高くなりますが、EMSが対応していない国もカバーしています。私の場合だと、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カザフスタンといった国へ発送する時に活用しています。
EMSに対応していない国のほとんどが、あまり聞きなれない国ようなマイナーな国ばかりです。なので交通整備がされていなかったり、サービスの質が低いことがあるので、念の為に必ず保証を付ける事を推奨します。
エコノミー(SAL)便
SAL便は、船便よりも速く、航空便よりも安いサービスです。
料金が安価で、送料を抑えることができますが、国によって紛失の確率がグッと上がります。
なので私は一度も使ったことがありません。
船便
船便は、今までの方法と比べるともっとも安いです。
ただ、船で送るので配達日数が1ヶ月〜3ヶ月と長いので、顧客側が時間的に余裕がある場合に限ります。
海外発送の手順
今回はEMSで発送することを前提でお話していきます。
海外発送は、これら4つの手順に沿っていくだけです。
- 商品を梱包する
- 郵便局に行く・集荷に来てもらう
- ラベルを記入する
- 料金を支払う
1 , 商品を梱包する
はじめに行うことは、梱包です。
商品が壊れて届いてしまわないように、丁寧にしっかりと商品を梱包しましょう。
国内に比べると、海外の人は荷物を雑に扱います。なので、投げつけられても大丈夫なぐらい厳重に梱包してください。
どのように梱包したらよいのか?
と、思ったのであればこちらの記事「壊れない・喜ばれる』海外に発送するときの梱包方法を初公開」が役に立つので、目を通してみるとよいですよ。
2 , 郵便局へ行く or 集荷に来てもらう
梱包が終わったら最寄りの郵便局へ行くか、もしくは、集荷に来てもらうという2つの方法があります。
郵便局が近くにあり、自分の都合を優先させたいときは、自ら郵便局に行きましょう。
商品の重量が重たいときや、近くに郵便局がないときは集荷をお願いした方がよいですね。
集荷はWEBから出来ます。
→WEBから集荷を予約する
3 , EMSラベルを記入する
発送に必要な情報を、以下の3枚の紙に記入していきます。
- EMSラベル
- インボイス(国によっては不要)
- 国際郵便の危険物申告書
これらは郵便局に置いてあります。集荷の場合は、サイト上に「ラベルの用意」という選択肢があるので、「集荷時に持参してほしい」にチェックをします。
では次に、ラベルの記入方法をお伝えしていきます。
EMSラベルの記入方法
1
Name : あなたのお名前(本名)
Address : 住所
郵便番号
電話番号 : 自宅 もしくは 携帯番号
FAX番号 : あれば記入
国際郵便の正しい住所の書き方
海外に発送するときは、住所の書き方の順番がこのように変わります。
区市町村名, 都道府県
2
Name : お客様のお名前(本名)
Address : 住所
郵便番号
国名
電話番号 : 自宅 もしくは 携帯番号
FAX番号 : あれば記入
3
A : 具体的な品名を記入する
※バッテリーが入っていなければNo Batteryと記入すると良い
※中古のときは、Used を先頭につける
B : 原産国が分かっていれば記入する
C : 個数・重量・価格を記入する
D : 商品に×をする
E : 20,000円を超える
F : 内容品が危険物に該当しなければ
(1)危険物がないことを示すチェックをする
(2)署名する
インボイスの記入方法
インボイスは、EMSラベルに記入した1 2 3を写していきます。
プラスして、
・お問い合わせ番号:EG〇〇〇〇〇〇JP
・送達手段 : EMSと記入
・郵便物の個数
・総重量
・支払い条件 : 有償にチェック
・原産国 :原産国が分かっていれば記入する
を記入してください。
国際郵便の危険物申告書のチェック
内容品が危険物に該当していないか示すチェックをしていく。
そして、日付を記入して署名をしたら終わりです。
4 , 料金を支払う
EMSラベルを書き終えたら、荷物を窓口に持っていき、配達料金を郵便局員さんに支払って終了です。
注意点
支払いは現金払いのみ。
クレジットや電子マネーでは支払うことが出来ないので、必ず、現金を用意しましょう。
最後に、EMSラベルの右上に書かれているEMSナンバー(赤枠の箇所 EG~JP)をお客様へ伝えてあげましょう。
これがあれば荷物の追跡ができるので、あなたがシッカリ発送したことを確認できますし、自分の荷物が大体どこにあるのか把握できるのでお客様は安心してくれます。
発送作業はこれで終わりです、お疲れ様でした!
最後に
いかがでしたか?
…….恐らく、まだ不安な気持ちがあると思います。
私もはじめて海外発送するときは、心臓がバクバクでした。
最悪のシナリオ(紛失、破損)が頭に浮かび、商品がお客様の手元に届くまで生きた感じがしませんでしたね。
ですが、これまで多くの商品を送ってきて、
まったく心配していないと言えばウソになりますが、今では心配せず海外発送できています。
ようは慣れの問題です。
経験したことないことは怖いものですよね。それが当たり前なので、とりあえず一度経験してみましょう!もし不安なことがあれば、郵便局員さんに質問をする。そうすれば少しでも多く不安を取り除けるはずです。
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あなたのはじめての海外発送が成功するように願っています。